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- 八尾市の魅力
八尾市は大阪府の東に位置する都市で、歴史と伝統にあふれた都心のベッドタウンです。
緑豊かで閑静な住宅街が広がる一方、商業施設も充実しており、
快適で心地よい暮らしが実現できる街です。
また、大阪の都心へ30分以内でアクセスできる点も大きな魅力。
緑と利便性にあふれたこの街を、このページで皆さんにご紹介いたします。
飛鳥時代には聖徳太子・蘇我馬子に滅ぼされた物部氏が本拠を構えており、軍事をつかさどっていた物部氏の周辺には、弓を作る弓削部(ゆげべ)、矢を作る矢作部(やはぎべ)といった技術者が集まり、現在における地名やものづくり産業の起点となっています。
奈良時代の怪僧と言われた弓削道鏡(ゆげのどうきょう)は弓削氏の子孫にあたり、失脚により汚名を着せられましたが、当時の最高の知識人で、仏教により国を治めようとしました。郷里の八尾に、平城京に対する由義宮(ゆげのみや)の構想をたてましたが、完成することはなかったようです。
そして中世室町時代に蓮如上人が八尾の久宝寺村で浄土真宗の布教を始めると、「帰するもの市の如し」といわれるほどの人々を集め、寺院を中心に信徒や商人、手工業者の寺内町が形成されました。こうした集落が近世の町並みへと変貌し、現在の八尾市の基礎となりました。
この賑やかさを背に、南西へと進むと、近鉄久宝寺口駅とJR久宝寺駅に挟まれた寺内町エリアが広がります。江戸、明治、大正、昭和の歴史が刻まれた町家が立ち並び、しっとりとした町並みが広がります。その風情は、まるで京都を思い起こさせるほどで、歴史の息吹が感じられる場所となっています。
さらにその西、久宝寺緑地は、大阪4大緑地の一つとして挙げられる広大な公園です。甲子園球場の10倍近い広さに広がり、市民にとっては心と体を健康に保つ場所として親しまれています。芝生地やシャクヤク園、市民プール場・スタジアムなど、多彩なスポーツ施設が整備され、市の中心にありながら自然と共に過ごす場所として重要な存在となっています。