
恩智神社は、「導きの神様」が祀られている神社で有名です。 境内にいる兎は良縁へと、龍は幸せへと導いてくれます。御祭神は慈愛に満ちており、手を合わせるだけでも安らぎと癒しを感じる神様です。 奈良時代に藤原氏の祖神である天児屋根命の御分霊を奉還し、河内国を護るため、摂社として建立したのが神社の起源です。 その後、枚岡神社を経て奈良の春日大社に天児屋根命が祀られたことから、恩智神社は河内二の宮・元春日と呼ばれています。 また、お粥占や茅巻などの神事が有名です。毎年11月24日に神へのお供物を調整し、五穀豊穣を祈る「卯辰祭供饌行事」は、八尾市無形民俗文化財に指定されています。 神社の見どころといえば、なんといっても境内にたくさんいる神々しい兎と龍の置物です。 特に、拝殿前の二匹は、なでるだけでも御神徳(龍は良運と昇運・兎は無病息災)がいただけるそうです。
