
西信貴ケーブルは信貴山口駅と高安山駅を結ぶ全長1.3kmの路線です。信貴山口駅で信貴線に接続。 高安山へ気軽に登れるケーブルカーとして近畿日本鉄道が運行しています。 0分間隔で運行するケーブルカーに乗ると、標高488メートルの高安山へ登ることができます。 ここから、ハイキングへ出たり、信貴山朝護孫子寺などへ参拝したりすることができます。 大阪市内からもアクセスが良く、観光に気軽に行ける道として活躍しています。 全国的にも数少ない昭和30年代のケーブルカーやケーブルでは珍しい貨車が連結されているなど、昭和レトロなケーブルカーです。 西信貴ケーブルは大阪から信貴山への最短ルートとして、1930年に信貴山電鉄により開業しました。 休止の時期もありましたが、1957年に復活。 現在も信貴山 朝護孫子寺へのルートとしての役割を果たしています。 西信貴ケーブルで働く車両は7号車「瑞雲(ずいうん)」、8号車「祥雲(しょううん)」です。 どちらも西信貴ケーブルが復活した1957年にデビューしました。 2021年にリニューアルが行われ、1987年以前の塗装を再現しています。
